BL読書記録　別館

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「長い長い秋休みの宿題」
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宇宙兄弟21[小山宙哉]※非BL

今一番、自分の中で熱～い漫画。主人公や周囲の人たちのセリフが自分にも当てはまることが多くて、ガンガン響いてくる。21巻では問題が解決していないので、続きが気になる。

すべて会社員カップル。表題作は、既に付き合ってる2人のすれ違いと仲直り。コミカルだけど大事なところは押さえてて、結構好み。他の作品もひねりが効いたキャラ設定で、楽しめた。

ほったらかしてしていた別館を再スタート。更新はぼちぼちで（笑）

2巻は現代。息子にとっては過去と現在は一瞬でつながってるが、親にとっては20年近く年月が流れてる訳で。気持ちの温度差も、納得できるというより当然かも。親子の壁がここまで徹底的に立ちはだかるのは、ＢＬでは珍しい。

二人だけの閉鎖空間で盛り上がっているが、友人は離れ成績も落ちるなど、まだ問題山積み。なのに掲載雑誌の関係で、今後の連載は不透明。どこかで再開してほしいなぁ。

この巻で完結？と思わせるような急展開で、前巻からの伏線は一挙解決。面白いけど、もうちょっとゆっくりが良かった。ちなみに連載は継続中。

主人公の揺れる気持ちが、すごくリアル。裏切られて信じられないけどやっぱり好き、と覚悟するのがかっこいい。書下ろしは数年後も一緒にいる二人で、あの保身オトコ・ダニーが家族にカミングアウトしててちょっとびっくり。ハッピーで良かった。

Amazonあらすじに「男同士の情愛の儚さ」とあったのでアンハッピーエンドかと身構えたら、そうじゃなかった。しっとりと痛みや捻りもある、素敵な一冊。

表紙に惹かれて購入したけど、非BLギャグ短編シリーズ集だった。編集の思うツボにはまってちょっと悔しい。完結したようなしてないような、スッキリしないラストだった。

中世吸血鬼もの。相手を吸血鬼にしない結末になっているが、これ終わりというより、続きがありそうな終わり方。既刊吸血鬼ものとは関係なし。